2045年4月26日(水曜日)

日本経済タイムズ

Japan Economy Times
電子版 朝刊
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日焼け止め、『塗布指数』で棚替え 接客アンドロイド普及が化粧品設計を変える

人肌向け性能より機械外装への残留性重視、小売りは業務用と共通陳列
2045年4月25日 5:00
ドラッグストア大手のマツキヨココカラ&カンパニーは今夏商戦から、日焼け止め売り場の表示基準に「塗布指数」を導入する。紫外線防御力や耐水性に加え、塗布後に金属外装、樹脂関節、視覚センサー周辺へどの程度残留しやすいかを数値化する。東京・豊洲の旗艦店では、人向けスキンケア棚の横に接客アンドロイド用メンテナンス用品を並べ、共通販促を始めた。化粧品売り場で人と機械の境界が薄れ始めている。
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日傘、遮光率より『顔認証通過率』 無人決済店で夏物商戦の新基準

深い影や反射材が通行認証を阻害、百貨店は実測表示を拡大
2045年4月22日 5:00
東京都心の百貨店では今夏の婦人雑貨売り場で、日傘の値札に紫外線遮蔽率や遮熱指数と並んで「顔認証通過率」を記す動きが広がっている。高島屋新宿店は今月、主力240品番のうち約180品番に通過率表示を導入した。地下食品売り場や駅ナカの無人決済店、オフィス入館ゲートで顔認証を使う消費者が増え、傘のつば形状や内側反射材の違いが日常の通行性を左右し始めたためだ。
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中古家具、『手動退避距離』で値差 家庭アンドロイド普及、通路寸法が資産価値に

収納量や材質より再配置コストを重視 リユース大手、動線証明を標準化
2045年4月20日 5:00
リユース大手のトレジャー・ファクトリーやゲオホールディングス系のセカンドストリートが、中古家具の査定で「手動退避距離」の表示を広げている。家庭用アンドロイドや見守り台車が住戸内を常時移動する家庭が増え、停電時や故障時に人が家具をどれだけ動かせるかが再販価格を左右し始めた。都内の中古家具売り場では、食器棚やソファに幅や材質と並んで「1人退避可」「2人必要」などの表示が付く。
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家電量販、冷蔵庫は『停電保持時間』で棚割り 計算資源優先送電が家庭消費を再編

容量・省エネより食材保全力、共働き高齢世帯と単身長寿層が買い替え主導
2045年4月18日 5:00
ビックカメラ有楽町店の白物家電売り場では、この春から冷蔵庫の値札に「停電保持時間」が大きく表示されるようになった。従来は年間消費電力量や内容積が前面に出ていたが、いまは庫内温度を2〜8度に保てる時間、製氷停止後の衛生維持時間、非常給電端子の有無が上段に並ぶ。売れ筋は500リットル級ではなく、断熱材を厚くした380〜430リットル帯だ。店頭担当者によると、買い替え理由の上位は故障や省エネではなく「計画停電時の食材廃棄回避」に変わった。
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中古制服に『再認証ラベル』 体温調整繊維の劣化可視化で流通再編

学校指定品の再販、真贋より性能表示へ 地方量販店と検査会社に新収益
2045年4月11日 5:00
東京都内の制服量販店「東都スクールリンク」板橋物流センターでは、春の入学商戦の最中、中古ブレザーの内側タグを読み取る作業が続く。担当者が確認するのはブランド名や校章ではない。織り込まれた体温調整繊維の残存率、抗菌層の洗濯耐性、通学見守りビーコンの電源断履歴だ。店頭では今春から、サイズや色と並んで「熱応答性能82」「衛生再処理済み」などの再認証ラベル表示を始めた。中古制服売り場は、古着コーナーから準医療・準安全商品の棚へと性格を変えつつある。
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